塗り仏壇 -メイドインジャパンであること-
最近では中国製品も多くでまわり、安い製品もある中、一時的なものでなく、
長く使い続けられる仏壇、仏具を目指しております。
日本の伝統工芸である 漆塗り、欄間彫、金箔、蒔絵、錺金具といった各職人による技と美。
日本の伝統工芸である 漆塗り、欄間彫、金箔、蒔絵、錺金具といった各職人による技と美。
これぞメイドインジャパンのプライド。
~塗り仏壇ができるまで~
図面作成
木地製作
漆塗
金箔
錺金具
組み立て
塗りあがった木地、型取って仕上がった錺金具、また塗り上がって金箔を押す工程に回った木地、それらすべてを本社組立場に集めて組み立てます。ここでの作業は木地師である職人が検品を兼ねて組み立てをします。イメージ通りに仕上がっているか?塗りムラや間違いなどないかをチェックしながら行います。
完成納入
当社、社員で日本全国に納入いたします。塗りの仏壇の場合は組み上がった物を納入するのではなく、一旦、崩して納入先で再度、組み立てての納入になります。場合により時間を要する事があります。
その他仏具について
仏具にも塗り物や銅器とありますが、銅器は高岡や京都、仏椀、三方等塗りものは全国各地よりお取り寄せいたします。 製作物は仏壇と同時に塗り箔の工程を踏みます。
五具足
五具足には色・型があります。この火立に合うのはこの香炉、花立といった具合です。
色の付け方は漆の焼付塗装を施します。銅器に熱を加え漆を塗り、それをふき取りつつ、
乾かすように焼付、これを繰り返します。鎧や兜などもこうやって色を付けていたのですが、単なる塗装とは違い塗装の強度が違います。メーカーによって色の呼び名が変わったりもします。
京都では唐金製と言われる銅器があり精製度が高く、非常に高価なものになります。
色の付け方は漆の焼付塗装を施します。銅器に熱を加え漆を塗り、それをふき取りつつ、
乾かすように焼付、これを繰り返します。鎧や兜などもこうやって色を付けていたのですが、単なる塗装とは違い塗装の強度が違います。メーカーによって色の呼び名が変わったりもします。
京都では唐金製と言われる銅器があり精製度が高く、非常に高価なものになります。
リン
鏧子(けいす)と呼ばれ、これも銅や錫の合金になりますが、平たい板を木型にはめ、金槌でたたきリンの形状にしていきます。そうして形になったリンは真っ赤になるまで焼いて、そして叩きを繰り返し強度を付けます。更に調音して初めて仕上がります。熟練した技の職人によって作られたものは作家の名が刻まれており、グレードもあります。
打ちもの所謂、鍛造と型に流し込んで形成する鋳物とあり、前者は打ちどころによって簡単に凹みますが、後者は全体に厚みがありますので凹みにくく丈夫です。
打ちもの所謂、鍛造と型に流し込んで形成する鋳物とあり、前者は打ちどころによって簡単に凹みますが、後者は全体に厚みがありますので凹みにくく丈夫です。
金蓮華
金蓮華にはアルミのものから、真鍮製そして寺院で見かけるのはほとんどが木製品になります。木製品は金箔で仕上がっていますので彫師が木地を作り、漆を塗りその上に金箔を押すという仏壇と同じ工程でできております。例えば軸になる部分が桧か籐なのか、一本を曲げてつくるのか、つなぎ合わせるのかで価格も変わってきます。本数が少なくなるとその分、葉や華を大きくしなければバランスが取れなくなるため、本数が少ないほうが特注になり値段も高くなります。